"青い鳥"を捜しにおとぎの国へいらっしゃいませんか? ベルギーにはあなただけの"青い鳥"がきっと見つかります。そんな旅のお役に立てれば・・・
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この人は日本で知っている人はごく僅かだけれど、ベルギーファッション界の大御所・Nina Meert 私の20年来の友達だ。
私の次男とニーナの次男が幼稚園からの同級生だ。PTAの会合などで顔を会わせ仲良くなった。彼女も男の子二人のお母さんで当時離婚したばかりで、大変な時によく子供達を預かったりした。丁度私は何もしていなかったし、田舎に住んでいたので、子供にはとてもいい環境にいた。素晴らしい女性で、私はいつも彼女に憧れていたので、私にできることはいつでもお手伝いしたいと思っている。今日は彼女のことを例にベルギーの仕事事情を簡単に、知っている範囲で説明したい。

ninameert2.jpgかつてニーナはウェディングドレスのオートクチュールではヨーロッパで最高峰をいっていた。その前は普通のオートクチュールだったようだが。その後プレタポルテを始めた。丁度そのころ、私も「紙の店」を始めた時で、ニーナの記者発表用のファイルを私が手作りした。彼女が選んだ紙はイタリアのFabriano。高級水彩画用の分厚い紙を使い、彼女自らデザイしたものを私が作った。
ninameert3.jpgニーナはアントワープのファッション学校の審査員をしたりと若手アントワープデザイナー達の先生にあたる人。私が知り合った当時からパリとブリュッセルにブティックを持っていたが、最近はミラノにもあるようだ。話によるとすべての作品(洋服)は現在イタリアで制作しているという。
Nina Meert のお店はの住所は:rue St-Boniface 1, Brussels Tel: 02/514-2263
イクセル・Ixelles 地区にあります。ブリュッセルの五つ星「ウィンザーホテル」の一室も彼女のデザインで、とても人気があるそうだ。(ここには詳しくは書けません)

今日は何を説明したかったかというと、3つの店と創作活動と(子供は大人になったが)沢山のことをしている彼女は、ほとんど一人で切り盛りしている。日本だったら信じられないかもしれないけど・・・

まず普通の会社員というか雇われている人達の労働時間は週に36時間(フランスでは35時間だそうだ)。一日8時間で週に4日半ということ。日本との明らかな違いは「週に36時間働いて良いが一分たりともオーバーしてはいけない」のだ。法律でそれ以上働くことは許されていない。日本では残業することが美徳、沢山働くことが美徳となっているが、ベルギーでは残業は犯罪になる。ベルギーでは決められた法律は絶対に守らなければいけないことで、守らないと厳しく罰せられる。仕事に関しても同じ。

(こういうことが私が良くいう日本は市民革命を経験していない社会でベルギーのように市民が勝ち取った社会との違いだ。日本には法律が合っても無きがごとく、役人達を監視する機関などもない)

日本人は良く働いて、ベルギー人は働かないというのは少し違う。ベルギー人は時間内に仕事を仕上げてしまわないといけないので、日本人より無駄がない、効率が良いのではないかと思う。

以上のことは、自営業、役職、社長さん達には適用されない。経営者や役職に居る人達だけは、必要とあらば1日20時間でも働く。私の元夫も自営業だったし、ニーナも同じように寝る間もないほど働いているのを観ている。

ひと一人雇うことは相当大変で、雇い主はその人に払う手取りの3倍以上のコストがかかる。必ず中間に半行政の役人が入り、全てをチェックするのだ。その人の労働時間、賃金、休暇・・・などすべて。

マーティンズホテル社長のジョンマーティン氏も8月には私とのメールのやり取りで「社員全員バカンスでいない、俺ひとりでてんてこ舞いしている・・」と言って来た。このことは私の元夫で経験済み。給料を貰う人達のほうが経営者よりも上に立っているのがベルギーの現状だ。

昔「ナイト&デイショップ」というのがあった。24時間営業の何でも屋さん、丁度日本のコンビニ風な店だ。主に北アフリカ、パキスタン、トルコ、中国人などが家族ぐるみで交代して店を開けていた。これが「労働基準法」で問題になり、10年ほど前に昼か夜どちらか選んでしか営業できないようになった。やはり法律なのだ。営業時間も厳しくチェックされる。

労働組合が勝ち取った短い「労働時間」だから、それ以上は働いてはいけない。
日本には労働時間を決めた法律はあるのだろうか?
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2009/03/28(土) 07:11 | | #[ 編集]
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