"青い鳥"を捜しにおとぎの国へいらっしゃいませんか? ベルギーにはあなただけの"青い鳥"がきっと見つかります。そんな旅のお役に立てれば・・・
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tt1.jpgこの写真を観ただけでどこだか解る人は本当のブリュッセル通。
これはブリュッセルの中心部からそれほど離れていない巨大倉庫、Tour & Taxis。去年久々にここへ行った時は、あまりの感動に胸がどきどきでした。なぜかというと昔、よくここに来たのは、日本に居た母が小包を送ってくれると2回に1回の割でここへ呼び出されました。外国から来た荷物に対して税金を払ってから受け取る場所でした。母が孫に手編みのセーターやおもちゃを送ってくれたのに、非常に高い税金を払わされた苦い思い出ばかり。この場所の名前の「Taxi」は「Tax・税金」と勘違いしていました。その後いつのころか、日本からの荷物は何もなく家に届くようになったので、この「Tour & Taxi」のこともすっかり忘れていました。
去年偶然、息子に連れられこの場所に行った時は、衝撃というか建物のあまりの美しさに唖然としてしまいました。現在は別の用途に使われています。
tt0.jpg外見は私が知っていた20年前とほとんど変わらない。「Tour & Taxis」は、ヨーロッパの郵便システムを作り350年以上独占していた「von Thurn und Tassis」という一族の名前のフランス語の読み方なのだそうだ。馬車での郵便システムは現在のオランダ、ドイツ、チェコ、イタリア、スペイン、英国・・などほとんどヨーロッパ全土に渡り、その一大交差点だったのがこのブリュッセルのT&T(以下Tour&Taxisのこと)だったようだ。その郵便独裁者はフランス革命を機に衰え、ベルギーでは独立後(産業革命が始まり)1873年に現在の地が選ばれた。
この写真の右側は運河になっていて、船、鉄道、道路の拠点となり、最盛期(1960年代)にはT&Tには3000人以上の人々が働いていた。その後衰えを見せた理由は、EECのお陰で物流がここを通さずに成立ち始めたからだ。1987年には全く使われなくなり、別の用途を考えなければならなくなった。

現在は一つの言葉では言えない空間になっている。有名企業などが沢山入っている。ベルギー最高のファッションショーもここで行われる。ヨーロッパレベルの乗馬の競技会も開催される。毎日のようにイベントやコンフェレンス、展示会・・・

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幾つかの商店が入って、2階以上はオフィスでカードを持っている人だけが階上に行ける、未来風のエレベーターで。
tt7.jpgこのガラス張りの床はいたるところにあって、下の鉄道のレールと石畳が見えるようになっている。細部に至まで、丁寧にオリジナルを残し、それでいて現代のアートを感じさせてくれる。「これがベルギーだ!」という主張が聞こえてくるようだ。美しい、どこから観ようが美しい・・ (このように感動しつつ、自分の生まれ故郷にある似たような運命のほとんど同じであった「赤れんが倉庫」と比べてしまう・・・ 何がこれほどまでの「差」を生んでしまったのだろうか?



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敷地は恐ろしいぐらい広く、まだすべてを修復したわけではない。
私が行った時には、クラシックカーマニア達がここのカフェで大騒ぎしていた。でもそのカフェだけで、他はひとっこ一人いない。ゆったりと見学でき楽しめた。

もっと写真を見たい方はこちらへ⇒

詳しいイベント情報などをチェックしたい方はこちらへ⇒
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