"青い鳥"を捜しにおとぎの国へいらっしゃいませんか? ベルギーにはあなただけの"青い鳥"がきっと見つかります。そんな旅のお役に立てれば・・・
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monnaie1.jpgベルギーではほとんどの場所や物に二つ名前がある。タイトルに書いた「La Monnaie・ラモネ」はフランス語の名前、「De Munt・デミュント」はオランダ語、両方ともこのオペラ座の名前だ。意味は同じ「貨幣」。1700年に初めてできた時、すでにこの場所がそのような名前だったらしい。
1800年、ナポレオンが同じ場所にフランスの建築家に新しく建て直させた。1819年に出来上がり、現在でも使われている。(途中火事で中側が焼けて作り直してはいるが。建て直させたナポレオン自身は1815年のワーテルローの戦いで敗れ、セントヘレナへ島流しになっている。)ベルギーはその後1830年まで15年間オランダの支配下にあった。オランダの支配に対する不満が積もり積もっていた矢先このオペラ座での演目の内容が「自由のために立ち上げれ・・」というような内容で、それに奮起させられた市民がこの広場に集り、独立のための戦争となった。カトリックの地域をプロテスタントのオランダに支配されていた不満が爆発した。
この写真は2007年6月末、南アメリカの人々が音楽を演奏していた。

monnaie2.jpg上のオペラ座の左横の道の写真が左の写真だ。右の建物はモネオペラ座、正面の建物は最近取得した「アトリエ」。この場所で様々なレクチャーや練習、講義、オペラが開かれる。
もう一つびっくりしたのは、オペラ座の建物の左正面が壊され、改築されようとしていること。今年はEUができて50周年記念ということで、ブリュッセルの「ヨーロッパの首都」としての都市計画が見直され何カ所かの大規模な改築が行われている。その一つがオペラ座前の古い建物の改築だ。ご覧の通りファサードはそのまま残し、中側は全面改築だ。この光景はベルギーのいたるところで見た覚えはある。いつも感心して見ていた。こううやって歴史を大事にし、またこれから数百年保たせるようにつくるのだろう。その下の写真は、参考のために他の場所でも同じ、というのを観てほしい。

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上の写真はイープルというフランス国境に近い「ねこのお祭り」で有名だけど、小さい田舎町での写真。ファサードを丁寧に残してるということを宣伝するためにしばらく人目にさらしている。その看板にはすでに「完売」というステッカーが貼られているが、全く建築は始まってもいない。興味深く眺めていたら、通りがかりのおじさんが説明してくれた。古いファサードをそのまま使うということが人々には魅力なのだそうだ。日本だったらあり得ませんね。

話しがそれてしまったけれど、オペラ座前の建物は今度見るのが楽しみだ。

アトリエではフランスの作曲家・Jules Massenetのシンデレラを観た。あまりに沢山のの人達が列をなし、しかも半分は子供!!どうなるかと心配だったが、嬉しい驚きでした。舞台が始まったら、小学生ぐらいの子供たちが身動き一つしないで、夢中になっていた。で、これがエリザベートコンクールの歌の部門での優勝者たちの演技なのだ。右の写真のように上側に字幕スーパーがでる。このオペラはフランス語なのでオランダ語と英語で字幕がでていた。

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数日後にはこのオペラ座のオーケストラのシーズン最後のコンサートが別のコンサート会場で行われた。これは10数年ここのディレクターだったフォックルールの最後、指揮者は、大野和士。このオーケストラにはまだ友人が数名いるので、これも見に行った。

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ベルギーに住んでいた時は、週に1~2回はこのオペラ座へいった。このオーケストラのメンバーが順番にお昼に室内楽を演奏する。とても安い値段で、当時100フラン、約300円ぐらいで息子達二人は無料だった。コーヒー付き。コンサートが終わると必ず演奏者がフォワイエでファンと一緒にコーヒー飲みながら気軽に話しをする、というとてもすてきな時間だった。練習も何度も見学した。子供達は7~8歳のころ、ワーグナーの大作「ニーベルングの指環」にも出演させてもらった。通常のオペラの上演直前に行って、空いている席を100フランぐらいで入れてくれたり・・実に楽しい思い出ばかり。

この大野和士氏のコンサートをやった場所は「BOZAR」という場所。ここはアートの中心地で建物自体も「Victor Horta」というアールヌボー建築の第一人者が設計したものだ。これはまた別の機会に紹介します。

オペラ座では毎週土曜日のお昼12時から見学会があります。
参加費:大人7ユーロ(英語、フランス語、オランダ語など 日本語はありません)
お昼のコンサートは毎週金曜日12時半~(チケット予約はできません)

LINK:英語有り
LA MONNAIE/DE MUNT




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