ユーロクラートという言葉は、ベルギーでは15年ほどまえからボチボチ使われ始めた。新しい言葉でネット上のアメリカ系の辞書には「EUを仕切るエリート集団」というようなことが書かれているが、少し違う。まず、ヨーロッパ人が一番嫌っている言葉が「エリート」という言葉だ。理由は歴史的なもので、ナチスドイツが自分たちを「エリート」としたから。ヨーロッパではこの言葉を使わない方が無難だ。
ヨーロッパでは、この60年で歴史的なクラス階級はほぼ崩壊してしまった。60年代の植民地などの独立、それまでの貴族階級や特権階級の人々の富は、厳しい税制により無くなりつつある。高い税率、行き届いた福祉、規制された労働時間や金融・経済などで「貧富の差」が狭まった。
アメリカや日本のように「学閥・学歴」などの差もない。
それではこれからのヨーロッパで「格差」というか「階級」は何によって分かれるか?
このような話の時に出てくるのが「ユーロクラート」だ。
簡単に説明すると「言葉が沢山できる階級」とそうでない人々。そしてそのギャップは広がりつつある。







